MENU

Webライター?ブロガー?副業をはじめるのにどちらがいいのか?

  • URLをコピーしました!

「Webライターとブロガーは同時にはじめると良い」

こんなアドバイスを聞いたり読んだりしたことはありませんか?

Webライターもブロガーも文章を書く仕事であることは共通していますが、その仕事内容や報酬の形態は大きく異なります。

この記事を読んで、自分に合っているのはWebライターかブロガーか、一度考えてみませんか?

簡単な診断テストを用意しました。

インターネットの活用が当たり前の時代、AIが発達しているとはいえ、コンテンツを作成する人の需要はまだまだ高い状況です。

文章を書くことを仕事にしたいと思っている人は、Webライターかブロガーどちらか1つを選んではじめてみましょう。

目次

両方やろうとして挫折する人多数。まずはどちらかを選ぼう

Webライターとブロガーは同時にはじめると良い

これは本当でしょうか。

Webライティングとブログ記事の執筆は、同じ文章作成という仕事ですが、実際にやってみると全く別物であるという実感があります。

人から求められる文章を作成するWebライティングと、自分で読者に伝えたいことを伝える文章を作成するブログの違いです。

Webライターはクライアントが望む記事を書く仕事です。

Webライティングには記事を納品するための締め切りがあるので、仕事を受注した以上はなんとしても書き上げようとするでしょう。

  • 記事の作成に必要な専門知識がない
  • クライアントがなかなか見つからない
  • 自由に書けない
  • 納期を守らなければならない

このような点で、つまづきやすいです。

一方、ブログを立ち上げることは、自分で全てを管理することになります。

記事の作成はもちろん、ブログの管理という作業が必要です。

作業の自由度が高い分、ブログで収入を得たいけれど何を書けばいいのか分からない、という人は記事の作成自体がストップしてしまい、いつまでたってもブログが育ちません。

  • ブログを書きたい内容がない
  • ブログで書くジャンルが決まっていない
  • Web上での記事の書き方が分からない
  • パソコンの使い方がわからない
  • ブログ管理が難しい

このように、悩みや課題が大きく異なるため、同時にはじめると混乱する可能性があります。

ブログかWeb記事の作成か、どちらか1つを選んではじめよう

Webライターとブロガーの違い

次に、Webライターとブロガーの違いについて具体的に比較してみましょう。

Webライターとブロガーの大きな違いは、報酬です。

Webライターは、フロー型の報酬であり、ブログはストック型の報酬という分類の仕方ができます。

ストック型(資産)とフロー型(労働)

Webライターは、「文字単価1円」などと文字単価で仕事を受注することが多いです。

文字単価か記事単価で1件ずつ案件を担当する報酬設定になっています。

そのため、報酬金額を作業時間で割ることで「時給」を計算する人が多くいます。

文字単価0.5円の3,000字の記事を15時間かけて書いたら時給100円
文字単価1円3,000字の記事を3時間かけて書いたら時給1,000円

「時給100円以下」と実際にX(旧Twitter)でつぶやいている人を見かけたことがあります。

記事を書くことに慣れてくると作業効率があがり、時給は上がっていきます。

作業時間が多くなり、時給が下がったら「効率が悪い記事」という印象になります。

このようにフロー型の収入は、時給、月収での評価が可能です。

働いた分だけ収入が見込めるので努力が報われるという見方もできます。

逆に言えば時間は有限なので、どんなに効率よく働いても月100万円程度がWebライターの限界報酬であるといわれています。

一方で、ブログの報酬はストック(資産)型といって資産となるブログを保有することで収入が入ってきます。

ストック型の収入の代表例は、「お金がお金を稼いでくれる」投資です。

株式を保有していると、配当金が自動的に口座に振り込まれます。

ブログは「文字がお金を稼いでくれる」ストック型の収入といえますね。

文章を書いて、広告を貼ってネット上に置いておくことで自動的にお客さんが来てくれます。張り紙がいっぱい貼ってある無人販売のようなものです。必要なことは文字に書いてあるのでお客さんは納得して買ってくれます。

ですが、ブログはどんなに時間をかけて頑張って作っても、収入として結果が出るかどうかは不明確です。そして、読者が多くなって有名なサイトになるとWebライターよりもはるかに収入が多くなる可能性も同時にあります。

報酬額が決まっていない分、大きく稼げたり、全く稼げなかったりします。

Webライターブロガー
報酬の性質フロー型(労働)ストック型(資産)
報酬の支払い元クライアント(依頼主)広告代理店など
報酬の額決まっている決まっていない
仕事の納期ありなし
収入が得られる目安最短1か月半年~1年以上(ゼロの可能性がある)

作業内容の違い

Webライターとブロガーの作業内容は共通する点も多く、一見すると違いが少ない様に思えますが、実際にやってみると大きな違いがありました。

Webライターブロガー
サイト設計・デザイン
テーマを決める△(仕事による)
記事の構成△(仕事による)
文章を書く
入稿作業△(仕事による)
最終確認・公開

実は「文章を書く」ことしか確実な共通点がないことがわかります。

ブロガーは、1人で行う場合、あらゆる作業を行い、サイトを運営するのが仕事になります。

記事を書くだけでは、収益化は難しいことが分かります。

ブログサービスを使えば、記事を書くだけでブログの運営は可能ですが、大きな収益を期待する場合は、WordPressなどの自分でブログを作るソフトを使って0からブログを構築することが必要です。

一方で、Webライターは、クライアントが求める記事を書くことが主な仕事です。文章作成能力を重点的に評価されます。

ブログ構築にはWeb上の知識やマーケティング知識など幅広い知識や経験が必要です。

0から勉強しながら作るとなると収益が発生するのに最低半年はかかる、というのも納得です。

そして、両方やった方がいい、という理由も分かります。

Webライターはブロガーの作業の1部を担当している専門家です。ゆくゆく自分でブログを作るときにWebライターの経験は直接役に立ちます。

そして、ブログを作るためにも質のいい記事を書くことは大切な要素です。Webライターの仕事で経験を積むことで、質の高い記事が書けるようになるでしょう。

あなたはどちらが向いている?簡単な診断テスト

「わたしはWebライターとブロガー、どちらから始めたらいいのかな?」

この問いに正解はありません。

どちらから始めてもいいし、両方できる!と思ったら両方始めてみるといいでしょう。

参考に簡単な診断テストを作りました。

自分に当てはまる〇と✖の数を数えてみてください。

Q1.趣味や仕事の専門的知識がある
Q2.今すぐに収入が必要だ
Q3.パソコンの知識はあまりない
Q4.目標月収は10万円以内でよい
Q5.人の意図を理解するのが得意
Q6.仕事に締め切りがないと怠けてしまう

右〇が多い人 Webライター向き

〇が多かった人は、Webライターから始めると結果が出やすいでしょう。

専門的知識がある人は、比較的高単価での仕事が受注できて初月から稼ぐことが簡単です。また、人の意図を理解するのが得意な人はクライアントのニーズに応えた記事を書けます。

Webライターから始める事で、記事の書き方やパソコン知識を得てブログを作れるスキルを身につけられます。

左✖が多い人 ブロガー向き

✖が多かった人は、ブログ作成から始めると結果が出やすいでしょう。

自分でサイトを構築できるスキルがあれば、自由に好きな記事を書いて発信できます。

始めるのが早いほど、ブログの収益化も早くなります。

また、納期がないためブログ作成には強い意思が必要です。記事を一定のリズムで書き続けることができる人はブログを作ることに向いています。

ただ、すぐに収入が欲しい人はWebライターも同時に始めるか他の手段で即金性の高い仕事をすることをおすすめします。

同じ数の〇  両立が向いているマルチタスク型

3つずつ当てはまる人は、両方が向いているかもしれません。

また、どうしても両方やってみたい、と感じている人は迷わず2つ同時に始めましょう。

そのまま続けられたら才能がありますし、続けられなくてもどちらがより向いているのかがはっきりします。時間をかけたら結果的に両方できるようになるでしょう。

結果を見て感じたことを参考にして、自分の理想のバランスを探してみてくださいね。

どちらからはじめるかもあなたの自由

最後に、Webライターを始めるにしても、ブログを始めるにしても最初からうまくいくことはあまりないかもしれません。

筆者は全然うまくいかないことも多く、失敗したな、と感じることが毎日のようにあります。

でも、失敗がある度に「次はこうしよう」と反省の材料になって1歩ずつ進めたように思います。

やってみたいな、という気持ちを大切に、Webライターやブログをはじめてみませんか。

作業していく中で、自分で理想の働き方を見つけてみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次