朝活で何をしたらいいの?
朝、早く起きてもやることがないから早起きする気が起きない。
こんな人は、この記事で紹介する朝やるといいことを試してみてください。
朝を気持ちよく過ごすと1日の充実感が高まり、いい気分で毎日を過ごせます。
朝の過ごし方を意識してみると、副業や仕事、家庭にもいい影響がありますよ。
この記事では、朝の過ごし方や朝早く起きる方法などをまとめました。
朝のパワーを最大に活かそう
朝型のメリットやデメリットについてはこちらの記事もご覧ください。
朝のメリット
朝日を浴びること
朝日を浴びることには人間の機能を健康に維持する効果があります。
脳の回転が早い
脳がリセットされている朝1番の時間は脳のゴールデンタイムです。
誰にも邪魔されない
小さな子どもがいる人や例外はあるかもしれませんが車の交通量も少なく、人も少ないので静かだし、家族が寝ているのなら自分の時間を満喫できます。
朝型になる方法
朝型になるためには睡眠を整えるのが1番手っ取り早い方法です。
十分に睡眠がとれれば自然に目が覚めますよね。
寝る時間を決める
寝不足の状態で朝起きても疲れがとれていなかったり、脳が休まっていないので朝のメリットが活かしきれません。
睡眠時間を7時間以上確保できるのが理想です。
朝6時に起きたかったら、23時に寝る
朝5時に起きたかったら、22時に寝る
など起きたい時間から逆算して寝る時間を意識してみましょう。
睡眠の質を高めること
ただ、睡眠時間が長くなるだけでは不十分かもしれません。
睡眠には深い眠りと浅い眠りがあって、深い眠りが十分にとれると「質が高い睡眠」といわれます。バランスよい睡眠がとれるようにしたいですね。
- 日中身体を動かす
- 寝る前にブルーライトを見ない
- 寝る2時間前までに食事とお風呂を済ませる
など、日々の生活をよい睡眠がとれるよう意識すると朝早く起きるのが容易になります。
朝活Q&A
何時に起きたらいいの?
起きる時間は自由です。
一般的には4時~6時台に起きると、朝活の時間が十分にとれます。
朝起きて最初に何をしたらいいの?
朝起きて、まずは白湯を飲みましょう。
起きてすぐにコーヒーを飲む習慣がある人も多いかもしれませんが、早朝からコーヒーを飲むと、コルチゾールというホルモンの働きを阻害する可能性があります。
起きてから90分はコルチゾールの分泌が活発になって身体が覚醒していく時間です。
カフェインを摂取するとコルチゾールの分泌リズムが崩れてしまうといいます。
コーヒーは起きて2時間以降、または朝10時以降に飲むと良いでしょう。
朝活は何分くらいやるといいの?
決まりはありませんが、毎日30分の朝活でも生活に大きな変化があるでしょう。
朝の30分の作業効率は日中の2時間に相当するという人もいます。
体感としても、朝作業するとスムーズにいく感じがします。
日中の予定を邪魔しない程度にできる時間を設定して、無理なく続けたいですね。
毎日やらないとダメ?
毎日やる必要もありませんが、毎日やることで朝活が習慣になりやすくなります。
脳が物事を習慣化するには、毎日やっても約66日かかると脳科学の研究によって明らかになっています。
体調や予定によって変わると思いますが、3か月は毎日やると朝活が定着しやすいといえます。
朝起きる時間だけでも毎日同じにしてみてはいかがでしょうか。
朝起きて何をしたらいいの?
朝活、とひと言でいっても人によって活動内容は全くちがいます。
朝活を習慣にしたい場合、生活リズムを整えるのが1番最初に必要ですよね。それだけでも大変なので、最初は朝活を自分が楽しい、やりたいと思えることにすると早起きが楽しくなります。
朝活でやるおすすめの活動を紹介します。
運動
朝から運動するの、しんどいなと思う人も多いですよね。
早朝から激しいランニングや筋トレをすることは心臓に負担をかけるのは避けましょう。
軽い運動をするのがおすすめです。
多くの公園や神社仏閣ではラジオ体操をやっているので探してみませんか。
6時30分から15分程度の運動ですが、起きて朝日を浴びながら公園まで散歩して、全身を動かせるラジオ体操をやることで朝の空気を存分に味わえるでしょう。
運動で全身の血流が促進されて脳に血液が行きわたりスッキリした意識で一日を始められます。
また、ラジオ体操も真剣にやると筋肉が鍛えることができ、運動習慣としてもおすすめです。
朝日を浴びることで、太陽光を感知した脳はメラトニンやセロトニンというホルモンを分泌するリズムが整う効果も。
メラトニンは夜寝るために必要なホルモンで、セロトニンは幸せホルモンといって精神的に安定する効果があります。
身体と心の両方を整えることができる軽い運動を朝活に取り入れるのは、長期的に健康に良い影響がありますね。
勉強
受験生だけでなく、社会人になってからも勉強は必要です。
勉強に最適な時間は、朝と知られていますよね。
それは、夜寝ている間に情報が整理されていて脳の記憶領域が空っぽになっているからです。昨日、覚えたことの大半は寝ている間に忘れてしまいます。
起きてすぐに、復習することで記憶がすぐに戻り、長期記憶に定着しやすくなり勉強したことが効率よく身に付きます。
副業をやる人は新しいことの勉強が続きますよね。スキルアップするにも勉強や記憶することが必要です。
朝、30分でも勉強したいことを復習したり、新しい情報をインプットする時間を作り、習慣にすると効率よく勉強することができます。
瞑想
朝の静かな時間は、瞑想やマインドフルネスなど呼吸や意識を整える時間に最適です。
瞑想は、脳のα波が出てリラックスする効果があります。
また、呼吸に意識を向けて自分の内側に集中する方法が一般的で、呼吸をゆっくりすることで気持ちが落ち着きます。
瞑想30分で睡眠2時間分の脳の休息になるといわれています。
朝、気持ちを整えて脳をリラックスさせて1日をスタートできます。
仕事のギリギリに起きてバタバタと支度をするのと比べると1日の始まりがとても落ち着いています。
朝、活動するよりも瞑想やマインドフルネスを行う時間として使うことで1日全体の生産性が高まります。
モーニングページ
「ずっと好きだったことをやりなさい」という本で紹介されているモーニングページをやってみませんか。
朝起きてすぐの脳は創造力を働かせやすい状態です。思いつくままにペンを走らせることでいつもと違うアイディアを思いついたり、気持ちの整理がつきやすくなります。
著者のキャメロンさんは、モーニングページを続けることでアーティストとしての才能を自分の中に見出せるといいます。
作家や脚本家、アーティストを目指していない副業をやる人にもアイディア出しや本当にやりたいことを見つけるためにおすすめの手法です。
やり方は簡単です。
ノートや紙に、朝起きてすぐ思いつくままに言葉を書きます。絵で描くのもいいですね。
本にはノート3ページ分、と書いてありますが、A4ノート3枚に毎日書くのは大変だし30分以上かかってしまうこともあり続きません。
小さめのノート3枚か、A41枚程度など自分で15分と時間を決めて無理なく書ける分量を自分で決めると続けやすいです。
書いたものは読み返す必要はないですが、3か月くらいたったら読み返すと自分の思考の傾向がわかります。
モーニングページについて詳しく知りたい人は本書の冒頭に書かれているので読んでみましょう。
朝活参加
朝から営業しているカフェで、朝活をしているコミュニティを見かけることが増えました。
朝起きる仲間がいるとぐんと朝活が楽しくなるし、起きやすくなりますよね。
趣味の交流や勉強会などで知り会える人たちは、いつもの交友関係とは違った幅広い世代との人間関係を楽しむこともできます。
1番大事なことは朝やろう
仕事でも1番重要で一人で集中して取り組むことは朝活でやると効率よく作業できます。
企画書を作る、文章を作成する、など集中が必要な作業を日中やると、人に話しかけられたり会議が入ったりして中断することも少なくありません。
自分のために1番大事なことを朝活で行うと、1日に余裕ができて精神的にもリラックスします。
夜寝る前に、翌日のタスクの中で1番大事なことを書き出して朝1番でやってみるのはどうでしょう。
まとめ
朝、必ずしもやらないといけないわけではない朝活。
朝早く起きて活動をはじめることで、生活リズムが整い、身体や心の健康が維持できることが最大のメリットです。
1日を気持ちよく、落ち着いて過ごせるだけでなく作業効率もよくなるという良いこともあります。
まずは、朝早く起きるために好きなことをやるという習慣を身につけてみませんか。