ロルバーンフレキシブルは、バレットジャーナルをはじめる人にぴったりのノートです。
システム手帳とノートの間のようなページが入れ替え可能なロルバーンフレキシブル。
バレットジャーナルを使い始めて、ノートの書き方を試行錯誤するのに最適なツールといえます。
「Rollbahn(ロルバーン)のノートってよく見かけるけどどこの国のノートなの?」
ロルバーンは、日本のメーカーが作っている上質紙ながらリーズナブルな価格の高級メモやノートのブランドです。
2020年から、ロルバーンフレキシブルというノート兼バインダーのタイプが発売されています。
ロルバーンのノートを使ったことがない人にも試してほしいおすすめのノートです。
ロルバーンは日本のメーカーが作っている日本のノート
おしゃれで使い勝手のいい、紙質がすぐれたノートとして非の打ち所がないロルバーン。
一見、ドイツ語の表紙でドイツから輸入しているノートかと思いますよね。
実は、日本のメーカーが作っています。
公式ウェブショップより引用
Rollbahn(ロルバーン)は日本のメーカーブランド
「Rollbahn(ロルバーン)」はデルフォニックス社のオリジナルブランドです。
公式サイトによると、ロルバーンはドイツ語で「滑走路」の意味で旅をイメージしているといいます。ブランドのロゴマークには飛行機のような鳥のようなデザインが入っていて、見たことがある人も多いでしょう。
元々は時計のブランドとして誕生したというロルバーンは、2001年に発売された「ポケット付きメモ」が現在最も有名です。表紙のデザインがシーズンごとに変わり、おしゃれで使いやすいノートとして文房具愛好家にはコレクターもいます。
ロルバーンというドイツ語のブランド名やクリーム色で日本の標準的なノートとは一線を画す紙質などから海外のブランドだと思われがちですが、ロルバーンを作っているデルフォニックス社は、日本の会社です。
株式会社デルフォニックスは1988年に設立された日本の文房具メーカーです。2019年に株式会社トーハンと資本提携を結びトーハングループの会社となりました。
デルフォニックス社には店舗がいくつかあり、「DELFONICS(デルフォニックス)」と「Smith(スミス)」という店名で東京を中心に30店舗ほど営業しています。
自社ブランドに加えて、海外や国内のおしゃれな雑貨を取り扱っているセレクトショップです。
多くのデザインのバリエーションがあり、店舗限定のデザインなど限定ものが定期的に文房具好きの注目を集めています。
ロルバーンのノートは、直営店舗のほかにはロフトやハンズ、文房具店で購入可能です。
Amazonでも買えますよ。
ロルバーンの特徴は紙質とゴムバンド。サイズ展開が豊富
ロルバーンのノートは、特に女性向けの文房具博が全国で開催されており、女性の人気を集めています。
Instagramにノートのデザインが投稿されているなど、若者からの支持を得ています。
デザインがおしゃれとはいえ、どうしてここまで人気なのでしょうか?
「ポケット付きメモ」のいいところ
- 文房具好きを納得させる紙質
- 切り離しができるノート片
- 表紙をゴムバンドで止められる
- クリアポケット付きで便利
- 手頃な価格
文房具好きを納得させる紙質
クリームで角が丸くなっている特徴的な紙質がロルバーンの大きな特徴です。
5ミリ方眼がついたクリーム色の紙は、メモや勉強ノート、イラスト用など使い道を選びません。
紙質は、厚めでツルツルとして触るだけでわかる上質紙です。
万年筆や油性ペンのインクが裏抜けしにくいことにも定評があります。
鉛筆、ボールペン、万年筆などどんな筆記具を用いても滑らかな書き味が楽しめます。
切り離しができるノート片
ロルバーンのスタンダードモデルである「ポケット付きメモ」の紙にはミシン目がついていて、簡単に切り離すことができます。
元々、メモ帳として使いやすいようにデザインされているといいます。
書いたメモを切り離しやすいミシン目
人に渡すメモとして利用すできます。
立ってメモを取りやすい360度折れるリング型
切り取ったメモを保管できるクリアファイルなど工夫が詰まっています。
表紙をゴムバンドで止められる
ロルバーンには小さいサイズのものから大きいサイズまでゴムバンドが裏表紙についています。
サッとカバンにいれても紙がぐちゃぐちゃになりません。
携帯するときのことが考えられています。
手頃な価格
キャンパスノートなど、学生が勉強に使うノートに比べたら高価ですが、上質紙の高級ノートの中では手頃な価格で若者に人気です。
スタンダードモデルは1,000円以下で購入できるので、コレクションしたくなるのもわかります。
ロルバーンノートサイズ | 値段目安 |
---|---|
ミニ | 473円 |
M | 539円 |
L | 759円 |
A5 | 1,045円 |
フレキシブル【カバーのみ】 | 1,870円 |
横型L | 1,045円 |
ポケット付きメモは、リーズナブルでおしゃれなメモ帳で外出用のメモや仕事用ノートとして最適です。
ロルバーンフレキシブルの魅力はノートの構成が自由に変えられること
文房具に根強い人気のあるロルバーンブランド。
2020年2月に新しい形のリングノートが発売されました。
「ロルバーンフレキシブル」という名称で、ノート紙片が取り外し可能で使い道が多様なノートです。
公式ウェブショップより引用
ロルバーンフレキシブルとはリフィルの入れ替えが可能な360度開くノート
リング部分が上と下にそれぞれ4つずつの8つの穴でできたノート。
特徴は紙片にあります。
公式ウェブショップより引用
リング部分を開閉するルーズリーフとは逆に、専用のノートリフィルにスキマが作られており、ノート自体を気軽に出し入れできるというユニークな仕組みになっています。
リングノートの弱点である、リングが手に当たって左側のページに書きにくい、という点が解消されています。
また、紙片を自由に入れ替えられるためページを増やしたり、減らしたり、システム手帳のように使ったり、と自分の使いやすいようにカスタマイズができます。
リフィルの種類は4種類、ダイアリーリフィルとTo Do Listもカスタマイズ可能です。
- 5ミリ方眼
- 4分割
- 罫線
- ミーティング
- ダイアリー
- クリアファイルポケット
- 下敷き
- ポケット
など「ポケット付きメモ」のアクセサリーも利用可能です。
使い終わったリフィルの保管には専用のファイルが別売りで販売されています。
ロルバーンフレキシブルの魅力は、ページをカスタマイズできること
筆者は、ロルバーンフレキシブルを愛用しています。
ルーズリーフとも、システム手帳とも、単なるノートとも違う微妙な立ち位置のロルバーンフレキシブルですが、さまざまなメリットがあります。
アナログなギミック
メリットよりも一番気に入ってしまった点は、紙片にスキマを作ることでリングに留めることができるというシンプルなノートの作りです。
単純に言えば、紙の穴の形状を変えただけの仕組みです。
それなのに、しっかりと機能しているこの職人技、上質紙だからこそ実現できる仕組み。
紙の良さを十分に活かしたこのノートに一目惚れしました。
紙を持って上からゆっくりとはがすように取り出し、優しく押さえてリングにいれるという動作をする楽しみがあります。
文房具好き、ノート好きにはたまらない時間です。
心配していた強度も、程よくあり、1ヶ月程度で中身を入れ替える筆者の使い方では何の問題もなく紙を使用して、見返して、という動作が行えます。
ノートの枚数を少なくして持ち運びが軽くできる
荷物の重量をできるだけ軽くしたい。
けれど紙のノートを持ち歩きたい。
これは文房具好きにあるあるの悩みではないでしょうか。
紙ってかさばるし、重いですよね。
ロルバーンフレキシブルは、ノートの枚数を減らして持ち歩くことができます。
好きな紙質のノートが持ち歩けるので、外出時のノートはロルバーンフレキシブルメインになりました。
バレットジャーナルがフレキシブルになる
ロルバーンフレキシブルは、バレットジャーナルをはじめる人に最適です。
バレットジャーナルは、ノートに順番に記していきますが、どうしても書き損じたり、書き直したくなったりすることがあります。
そんなときは、ページを破らなければならなかったり、ページ数がずれてしまうことがあります。
ですが、フレキシブルならリフィルを入れ替えることで解決できます。
インデックスのずれも、インデックスを差し替えることで調整ができます。
また、ルーズリーフファイルを使うよりも気軽に持ち運べる点がより優れています。
バレットジャーナルが苦手で続かない、という人はこのノートを使って練習したりより完成度を高めることができます。
ダイアリーのリフィルもあるので、カスタマイズ可能な手帳としても使いやすいですね。
公式ウェブショップより引用
仕事管理にぴったり
リフィルの4分割やミーティングリフィルは、仕事用にぴったりです。
方眼や罫線と合わせてプロジェクトごとに使いわけて、順番を並べて分かりやすく保存もできます。
仕事でノートをとるときに最適です。
まとめ
ロルバーンは、日本のメーカーが作るクリーム色の上質なノートです。
ポケット付きメモが最も有名で、メモから手帳までサイズや用途を自由に選んで使える優れもの。
2020年に新しく発売されたロルバーンフレキシブルは、ノートのよいところがつまっていて、ページの入れ替えが簡単な今までにないノートといえます。
文房具好きはもちろん、ノートを使うのが苦手な人も気軽に使えると思うので使ってみてください。