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【節約したい!】まずやることは?幸せなお金持ちになる方法

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「老後資金をどのくらい貯めたらいいか分からなくて不安」

将来に不安を感じた時、まず考えるのは「生活費を抑えたいな」と節約することではないでしょうか。

でも、我慢ばっかりの節約はストレスが溜まっていつか爆発してしまい、節約が続かず、逆にリバウンドしてしまいますよね。

「我慢」が先にくる節約はやめましょう。

節約を上手に続けていく最初の一歩は自分の「ニーズ」と「ウォンツ」を知ること。

自分のお金に自信を持って収支を整え生活を豊かにしていくことができます。

この記事では、節約しようと決めたら一番最初に知りたいことと行動すると良いことを紹介します。

目次

1.節約は収支を知ることが一番最初にやることだよ

「毎月赤字。少しでも生活費を抑えたい」

節約をしなきゃ!

焦る気持ちは分かりますが、節約の第一歩は自分の現状を知ることから始まります。

ところで、「節約」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか?

広辞苑に次のようにあります。

節約:むだを省いて、きりつめること。倹約。切り詰める:一部分を切り捨てて長さを短くする。
広辞苑第六版

自リンク

【節約とは?】改めて節約を考えると楽にお金を貯められる体質に!

自分にとって何が無駄で、何が有益なのか、理解してお金を使っているでしょうか?

「スタバで勉強する週1回のフラペチーノ」

「お友達と食べに行く月1回の3,000円のランチ」

「子供が好きなステーキを食べに行く外食」

全て「無駄」なのでしょうか?

自分にとっての「無駄」と「大切」を自分で決めることから節約は始まります。

あなたは、自分が今どのくらい収入があって、どんな風にお金を使っているかを把握できていますか?

自分の収支を知ることで、何を切り詰めることができ、使いたいお金についても考える事ができます。

1-1.収支を把握するだけで節約になる

「何を切り詰めたらいいの?」

この疑問に答える最初の一歩は「毎月の収支を把握すること」です。

自分が何にお金を使っているのかをはっきりと目に見える化することで、節約するべき項目が具体的にみえてきます。

自分が使っているお金を把握するメリットを考えてみましょう。

1-2.収支を把握するメリット

メリットとして次の3つを挙げました。

・節約が簡単になる
・大きな出費や資金計画がたてられる
・自分の人生に大切なことがわかる

1-2-1.節約が簡単になる

自分が一か月に何にお金を使っているのか、を1年分記録していけば自然に節約すべき支出が分かってきます。

1-2-2.大きな出費や資金計画を立てられる

節約に目的がありますか?

なんのために節約したいのでしょうか

・なんとなく不安

・毎月赤字、ボーナスで埋めてる

・子供の教育資金

・住居資金

・老後

・人生の三大支出に備える

・自分のお金生活に自信を持ちたい

安心して暮らしていけるように、節約しようという気持ちを持つことはとても大事な気付きだと思います。

多くの人に当てはまる人生の三大資金と呼ばれる大きな出費があります。

それは

住宅

教育

老後資金

です。

大人になり、子供を育てて老後を過ごすという人間の人生に大きく関わりがある分野です。

収支を把握すれば、前もって自分たちに必要な出費の予想がたてられます。

事前にお金を用意するために行動することはとても大きなメリットになります。

資金を増やすのに「時間」は大きな味方になるからです。

自リンク 複利 アインシュタインが発見!?老後の資金は「複利」で安心!

収支を把握することで未来についても見通しが立ち、明るく考えることができます。

1-2-3.自分にとって人生に大切なことがわかる

さあ、節約しよう!

ちょっとお財布引き締めてお金貯めるよ!

カフェに行くお金を我慢する・・・

温泉旅行を我慢する・・・

むり!!!

これは過去の筆者の失敗の無限ループです。

こんな風に、自分の好きなことを我慢することが「節約」だと思い込んでいることがありました。

楽しみを残しつつも節約できるから、楽しい生活をしながら節約ができる

好きなことを楽しむお金は「予算」を組んでしっかり確保する。

その上で、余計な出費を抑える。

そんな楽しく暮らしつつ幸せに節約していくのが理想ですよね。

例えば、こんまりさんのお片付けみたいな感じです!

近藤麻理恵さんという片付けのプロがいます。

こんまりメソッドのお片付けは、まず自分が持っている持ち物をジャンルごとに全て把握することから始めます。そして、「ときめく」「ときめかない」を1つ1つ手にとって感じるという方法で選別していきます。

最終的に、自分の心地よいと感じるものだけに囲まれてスッキリと暮らせるというわけです。

まずはじめに全体を把握することが重要、とこんまりさんは著書の中で述べています。

お金についても同じことがいえるのではないでしょうか。

ごちゃごちゃしている収入と支出を把握して、節約と使うものにわけていけば「ときめく」お金の使い方ができますね。

楽しい節約をしていきましょう。

2.どうやって収支を把握するの?

あなたは、毎月の収支を確認する習慣がありますか?

「固定費は〇円。変動費は〇円だったな。」

と振り返る時間がある人はとてもお金のよい習慣を持っている人です。

「えっいくら使ってるかなんてわからない」

「お財布にあるお金を使って、なくなったら口座から降ろして使ってるだけ」

こんな過去の筆者のような人も多いのではないでしょうか。

または、「どんぶり勘定だけど月の生活費内で生活するようにしてるからまあ大丈夫」という人もいるでしょう。

2-1.記録をとる

収支を把握するのは簡単です。1つしかありません。

記録を残すこと です。

「家計簿をしっかりつけなきゃいけないのでは?」

「アプリで管理しないといけないの?」

そんなことはありません。

もちろん、家計簿や家計簿アプリを利用することで記録をつけることは簡単になります。

ただ、その習慣を身につけるのが難しかったりしますよね。

収支を把握するには3つの手順ができればOKなのです。

簡単3ステップ
1.記録をつける
2.記録したものを分類する
3.節約するものと消費するものが決まる

これだけです。

自分に合った方法を選べばだれでも簡単に収支を把握できます。

2-2.記録をとるためのスモールステップ

「そんな細かく記録つけるのむり」

「今まで家計簿とかお小遣い帳が続いたことがない」

そんなあなたでも大丈夫です。

自分に無理のない範囲で「節約の最初の1歩にして最も重要な収支の把握」を始めてみませんか?

最初はほんの小さな意識を変えてみましょう。

・レシートをもらって貯めるだけ
・キャッシュレスで払うだけ
・通帳に記帳するだけ

2-2-1.レシートを貯めるだけ

いきなり家計簿をつけるのが面倒、という人はレシートがもらえる場面で必ずレシートをもらうようにしてみてください。

お気に入りの缶やファイルを用意してください。

帰宅後、レシートを何も考えずにためていくのです。

1月に1回、なんなら気が向いた時にいつでも数か月単位でも日付が入っているので仕分けることができるし、明細も分かるので実はレシートを貯めるだけでも家計簿代わりになります。

あとは、下記のクレジットカードや電子マネーの明細と通帳の引き落としを確認するだけでほとんどの出費が確認できます。

「レシートをもらって、ためておく」だけでも立派な収支確認作業です。

2-2-2.クレジットカード・電子マネーを利用する

レシートをもらうのもめんどくさい人はできるだけキャッシュレスでの会計を心がけてみましょう。

キャッシュレスは明細が必ず電子で残ります。

明細を見返すだけで、アプリと連携させることもできるので記録をとることなく家計を把握することができます。

2-2-3.通帳を利用する

最初は、通帳から毎月引き落とされる金額をチェックするだけでもかまいません。

月に1回、銀行に行くときに通帳の記帳をするようにしてみましょう。

固定費は、口座引き落としやクレジットカードで支払っていることが多いと思います。

日々の出費はまずおいといて、固定費の把握だけでもすると節約する気になるのではないでしょうか。

自分にできる小さなことを1つ始めるだけでもお金に対する意識が変わってきます。

「これならできそう」を今日からやってみませんか。

2-3.記録をとる具体的な方法

自分の支出を記録することに慣れてきたら家計簿をつけましょう。

おすすめの記録方法を3つ紹介します。

・アプリ
・エクセル
・紙のノート

2-3-1.アプリ

一番のおすすめはアプリです。

家計簿をつけている人にも併用をおすすめします。

今まで家計簿に手書きしていた。そんな人にこそアプリを使ってほしい。

手書きにプラスするメリットもあります。

・グラフで家計状況が一目でわかる

・データ分析ができる。

・今までは専門家に依頼しなければならなかったことがスマホ1台で1人で簡単にできます。

しかも無料で使えるものがたくさんある。

有名なものを2つ紹介します。

マネーフォワード
ザイム

2-3-2.エクセル

エクセルを自分で作ることもできます。

自分で作りたい項目をつくれること

スプレッドシートならどこでも見られる

図表も簡単に作れます

こだわり派の人は、もしくはとてもシンプルなPC管理ならエクセルで十分です。

2-3-3.紙・ノート

手書きの家計簿は絶対になくならないでしょう。

ノートに書くと、検索性は比較になりません。

書いたものがパッと開けるし、書くことで思考することにもなります。

書くメリットはたくさんあるので、そして、電気が使えなくてもずーっと手元に残る

夜、パソコン作業がつらいときでも手書きでやる分には目が疲れません。

3.記録した収支を具体的に把握する方法

簡単3ステップ
1.記録をつける
2.記録したものを分類する
3.節約するものと消費するものが決まる

記録したものを、分析できるように項目ごとに分類してみましょう。

分類に一般的な方法はありますが、決まり事はありません。

自分の生活に合ったように好きにカスタマイズすることができます。

ここでは基本的な考え方を紹介します。

3-1.固定費と変動費

特徴主な項目
固定費毎月、毎年など定期的に決まった金額を支払う費用住居費水道光熱費保険料通信料教育費自動車ローン
変動費金額が毎月変わる費用食費被服費美容費日用品・消耗品費趣味娯楽費医療費など

自分のよく支出する項目は細かく分けてもいいです。

項目を自分のやりやすいように決める事で、続けられる家計簿ができあがります。

3-2.「ニーズ」と「ウォンツ」、「インベストメント」で分けてみる

自分にとって心地よい生活を維持しながら節約するために、もう少し個人的な分類をしてみましょう。消費(ニーズ)と浪費(ウォンツ)、投資(インベストメント)での区別をします。

「ほしい」これが、私たちがお財布を開いてお金を支払う動機になっています。

「ほしい」には2つのレベルがあり、さらにその上に将来のために「投資する」という高度なレベルがあると考えてみましょう。

2.記録したものを分類する

ひと月の支出項目を「ニーズ、ウォンツ、インベストメント」この3つのどこに分類できるか考えて、書き出してみましょう。

消費(ニーズ)投資(ウォンツ)投資(インベストメント)
特徴日常生活費として欠かせないもの単にそのとき「欲しい」と思ったもの将来の自分の利益になるようなことに支出すること
項目食費
家賃
水道光熱費
通信費その他の費用
雑費金融商品運用教育費書籍代
具体例日々の食事家賃生活に必要なものその場限りの消費で、後々のメリットがないもの。衝動買いや過度な贅沢と思うもの将来、自分のメリットとなる支出。株式投資や貯蓄、スキルアップのための書籍費など

ひとつ、注意したいことがあります。

「負債は住宅ローン以外最優先でなくす」が基本です。

借金に頼る部分をできるだけなくしていきましょう。

「今、使える収入の範囲内でどうやってやりくりしよう?」と考えます。

将来に支払いを延ばすリボルビング払い(リボ払い)やキャッシングサービスを利用することは無駄な利息を払い続けることになる「無駄な出費」そのものです。

また、「ニーズ」においても優先順位の高いものから買っていく習慣をつけましょう。

例えば40歳代では、住宅ローンの見直しを行いながら、教育資金の確保を行い、さらに老後資金の準備を始めるなど、準備すべき資金は非常に多額になるので、この考え方を実践することは非常に重要です。

ニーズは必要なもの。その中でも優先順位をつけることができますよね。

「これは絶対必要だ!と思っていたけど、そうでもないかも」というものはありませんか?

固定費を見直すことは、1円でも安い野菜やガソリンを見つけに行くよりも簡単で、大きな金額を浮かせることができるかもしれません。

浪費をゼロにする必要はない!
「ほしい」と思うものそれが 浪費=ウォンツです。
FP的な教科書通りの答えは「浪費はゼロにしましょう。」です。
・・・テンション落ちてしまいますよね。

無駄を全て省くという考え方は少し極端な気がしませんか。
自分にとって一番費用対効果の高い「浪費」を大切にしましょう。と言いたいです。
自分にとって大切な消費行動は、長い人生を楽しく生きる栄養です。大切に守りましょう。

「最も無駄な一日とは、笑わなかった日である」  E・E・カミングス

「楽しんで無駄にした時間は、無駄じゃない」 ジョン・レノン
 名言集・ 格言│~最大級~ (keiziban-jp.com)より

趣味を中心としたやりくりのコツを書いた記事はこちら

推し活しながらお金を貯めて老後の準備もする方法

3-3.実践して毎月確認するのが具体的な方法

簡単3ステップ
1.記録をつける
2.記録したものを分類する
3.節約するものと消費するものが決まる

最後に、3.節約するものと消費するものが決まる は自然に分かってくるのではないでしょうか。

住宅や資産運用など、一人では難しいと感じることは記録したものと自分にとって大切な物事を書いたメモなどを持って専門家(FPなど)に相談にいきましょう。

1回でできなくてもいいのです。3年かかってもいいのです。

3か月だけやってみても少しずつ金銭感覚で自分の支出感覚が感じられてきます。

節約の効果は長い目でみましょう。

収支を把握するのにも、節約で大きな金額を貯めるのにもまとまった時間がかかります。

始めたこと自体、とても素晴らしいことなのです。

ゆっくり、お茶でも飲みながら記録したものを見返す時間を作って、節約できることを具体的に書き出したり、未来の貯めたい目標金額などを決めてみてはどうでしょうか。

継続することについての記事はこちら(自リンク)

「小さな習慣」に学ぶ一番簡単な成功する方法

4.まとめ

「節約」という言葉を聞くとギスギスした気持ちになってしまいます。

心に貧しさの風がピューと吹くのです。

逆に、豊かな気持ちになることから始めると「自分にふさわしい上質なものだけ選んでいる」という気持ちで自己肯定感を得られます。

筆者は、こんまりさんのメソッドが好きなので「ときめき」を大切にしたいと日々思っています。

いざ実践!楽しく豊かな生活を思い描きながら必要な支出と不要な支出を見つけてみましょう。

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