在宅で仕事をしているとこんなことはありませんか?
「やる気が出なくて作業が始められない」
「家事や育児が忙しくて集中して仕事をする時間が限られている」
特に主婦業をこなしながら在宅ワーカーとして仕事をすることは大変です。
体力も時間も足りませんよね。
アルギニンは、家事に育児に仕事に!と毎日忙しい人に積極的に取り入れてほしい栄養素なんですよ。
疲労回復や睡眠不足に効果があり、体の活力を活性化してやる気や仕事の効率を上げることにつながります。
アルギニンのサプリメントを上手に活用して、日常生活を楽しく過ごしましょう。
アルギニンとは
アルギニンはアミノ酸の一種で、筋肉や私たちの体をつくるたんぱく質を構成する成分です。
非必須アミノ酸と呼ばれ、体内でも合成できる栄養素ですが、時には体で合成する分量だけでは足りなくこともあるので重要な栄養素としてサプリメントや食品からとることが必要です。
また、年を重ねると体の中で作る量も減ってしまいますので、活動量が多い主婦は積極的に体に取り入れる意識が大切です。
アルギニンの効果、仕組み
アルギニンは、主に筋肉を増強する効果や成長ホルモンを合成する働きをサポートしています。
特に注目したいのが「成長ホルモンの分泌を促す」働きです。成長ホルモンは子供だけでなく大人にも大事なホルモンで、充分に分泌されることで毎日のやる気や活力をアップすることが期待できます。
毎日を元気にやる気にあふれて過ごせたら嬉しいですよね。
ここでは、アルギニンの主な効果を4つ紹介します。
- 成長ホルモンの分泌促進
- 筋肉増強やダイエット
- 疲労回復
- 血流促進
成長ホルモンの分泌促進でやる気アップ
アルギニンが成長ホルモンの分泌を促すことで、やる気や活力を高めることができ、病気への抵抗力アップや体の傷を早く治す効果が期待できます。
子供の成長に必要なホルモンというイメージがありますが、大人にも十分な量が必要です。
なぜなら、気分よく毎日を過ごすために欠かせないホルモンであり、長時間の集中を必要とする在宅ワークやデスクワークにも効果的に働きます。
成長ホルモンが充分に分泌されると前向きな気分になりポジティブでよくよしない状態になりやすいと言われています。うつ病の治療として成長ホルモンが投与されることもあるんですよ。積極的になり、億劫さがなくなり活動性が高まる効果があります。
また、成長ホルモンには眠りが深くなり熟睡できる効果があるので脳が休むことができ、朝から効率よく作業できるようになります。
成長ホルモンは疲労回復力を高め、体力が増えたような体感を得ることができるようです。
日常生活を楽しくポジティブに過ごすサポートになるので、アルギニンをとることで在宅ワークが楽しく積極的にできるようになるのではないでしょうか。
筋肉増強やダイエット
アルギニンを摂取することで分泌される成長ホルモンは、脂肪の代謝を促進して筋肉を増強させる働きがあるため、代謝を落とさずに脂肪を減らす効果が期待できます。
また成長ホルモンには、食欲を抑える働きがあるためダイエットをするときにはアルギニンを積極的に摂取すると健康的に脂肪を減らすことができますよ。
運動の前にアルギニンを摂取すると筋肉増強効果がさらに高まると言われています。
疲労回復
「疲れたな」「動きたくないな」といった疲労感の原因のひとつに疲労物質が体に滞っていることがあげられます。
アンモニアは、たんぱく質を食べたり運動することで体の中に発生しますが疲労の原因となる有害物質です。なお悪いことに、アンモニアが体に残り、体中をめぐると皮膚の毛穴から汗や皮脂として排出され「疲労臭」といわれる独特な体臭のもとになってしまいます。
アルギニンには、アンモニアを尿素にすることで人体に有害な物質であるアンモニアを解毒する働きがあります。
アルギニンを十分とることで、尿素を生成する主要な経路がわたしたちの体で働きが活性化され、体の中から排出できるようにしてくれます。肝臓の尿素回路で生成された尿素は、血液を介して腎臓に輸送され、尿として排泄されることで体は疲労回復ができるのです。
血流促進
アルギニンは体内で一酸化炭素(NO)を作り出す働きをすることで血管を健康に保つ働きがあります。また、血管拡張効果もあるので体の隅々まで血液が行きわたり、血行不良を改善する効果があります。
血行がよくなると、脳への血流も促進されてやる気や集中力がアップすると言われています
長時間のデスクワークで血流が滞りがちで冷え性に悩む人は多いです。サプリメントを摂って血行を促進しつつストレッチなどを行うと作業の効率が上がりまよ。
アルギニンの摂取量
アルギニンが効果的に働くには1日に2000~4000mg以上の摂取がすすめられています。
さらに、炎症など体に不調がある場合には、約5000~7000mgが目安とされています。
厚生労働省など公的な機関が推奨する具体的な量は決まっていないのですが、目安量を超えないように摂取したいですね。7,000㎎以上1日に摂ることは控えましょう。
1,000mg=1gなので、1日に2~7gほどのアルギニンを摂取することを目標にしてみましょう。
特に注意したいことは過剰摂取です。
サプリメントで摂取する場合は、食べ物から取り入れるよりも過剰になる危険が高いので1日の用量を守りましょう。消化不良で胃痛や下痢を起こす可能性があります。
食べ物から摂れる?
アルギニンは、エビやマグロなどの魚介類、鶏肉、大豆などたんぱく質が多く含まれる食材に多く含まれています。
食品100g中に含有されるアルギニン量(目安)
エビ 1.8g
サザエ 1.5g
クロマグロ 1.4g
鶏むね肉(皮なし) 1.5g
鶏もも肉 1.3g
大豆 2.5g
例えば、鶏むね肉を200g摂ると1日摂取目安のアルギニンを摂ることができますが食品に含まれているアルギニンを全て体に取り込むことは難しいと言われています。
体に吸収されやすいサプリメントでアルギニンをとることで確実に1日に必要な量を摂ることができますので上手に活用したいですね。
バランスよく食事をすることは大切ですが、とくに消耗しやすい栄養素はサプリメントで補う意識をもつとよいでしょう。
アルギニンのおすすめ摂取タイミング
在宅で仕事をする人にとって、アルギニンを摂るのに効果的なタイミングはあるのでしょうか?
一番おすすめの時間は「寝る前」です。
成長ホルモンは寝ている間に多く作られることが知られていて、その原料を寝る前の適度に空腹な時間に摂ることで効率よくアルギニンを体で活用することができます。
成長ホルモンの分泌が増えると上記で説明したように様々な効果が期待できます。
ぐっすり眠って体力を回復して、また次の日にスッキリした気持ちで仕事にとりかかれたら在宅ワークを継続し収入を安定させることにもつながりますね。
アルギニンを摂取し、成長ホルモンの分泌を増やして、やる気や気力を保つことで仕事へのモチベーションを持ち続けましょう。
アルギニンと同時に摂取するおすすめ栄養素
サプリメントを摂るときに一緒に含まれている物を選ぶとより効果が期待できる栄養素を紹介します。
- オルニチン
- トリプトファン
- シトルリン
オルニチン
オルニチンには肝機能を向上させる効果があり、アルギニンと同時に摂取することでより効果を感じます。特に、オルニチン回路というアンモニアを尿素に変換するはたらきをするので一緒に摂ることで疲労回復効果が高まります。
また、成長ホルモンの合成をサポートするする働きもあるので積極的に取り入れたい栄養素です。
トリプトファン
トリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」やぐっすり眠れる「メラトニン」を生成する働きがあり、自律神経を整えると言われています。また、セロトニン・メラトニンには血流改善の効果があります。
ストレスや睡眠不足を改善し、よく眠れるようになるため成長ホルモンの分泌も増加します。一緒に摂取すると良い効果が現れやすい成分ですよね。
仕事のパフォーマンスを効率よく上げていくために自分の体調や気分を整えることは欠かせません。トリプトファンとアルギニンを一緒に摂ることで幸せホルモンの分泌を促し気分よく仕事にとりかかりましょう。
シトルリン
シトルリンは、アルギニンの生成をサポートする働きがあり、体内で「これ以上、アルギニンが作れないよ」という飽和状態になってもシトルリンを摂取することでさらにアルギニンが生成できることが分かっています。アルギニンと一緒にシトルリンを摂ることで、効率よくアルギニンの効果が現れることが期待できます。
シトルリンは、アルギニンの血流促進効果をアップするので冷え性の人には特に一緒に摂取することをおすすめします。
まとめ
アルギニンは、筋肉を増強したいときに摂るアミノ酸として有名ですが成長ホルモンの分泌をサポートする働きもあり在宅で仕事をする人の健康維持に役に立つ成分です。
サプリメントで栄養素を賢く摂ることで、食事や睡眠に過剰に気を使いすぎることなく自分の体をケアできます。
時短で体のケアができると、なにより大切な家庭や仕事に取り組む時間や体力を増やすことができ毎日が充実します。
まずは、アルギニンのサプリメントを1ヶ月継続して摂取してみましょう。簡単に、生活の質が上がるかもしれません!