「未経験でWebライターってはじめられるのかな?」
Webライターの仕事に興味を持つ人のほとんどが未経験からはじめるのではないでしょうか。
この記事を書いている著者も、そのうちの一人です。
Webライターの仕事を受注する方法は、クラウドソーシングサイトやSNS、求人サイトなどさまざまです。
仕事をはじめようと思った時に何をしたらいいのか、迷ってしまいますよね。
この記事では、Webライターをはじめたいと思ったら具体的に何をしたらいいの?という最初の疑問に答えます。
Webライターの仕事を知る
Webライターをはじめる3ステップ
- 情報収集
- 仕事を受注する
- 仕事を納品する
Webライターってどんな仕事?
Webライターは、ネット上にあるサイトやブログなどに載せる記事や、電子書籍の文章を書く人をいいます。
Webライターとひとことでいっても、簡単なレビュー記事から専門知識が必要な記事、電子書籍の執筆まで、多岐にわたります。
また、クラウドソーシングサイトでWebライティングの仕事を検索してみると、その仕事内容や報酬などの仕事の条件もクライアントごとに異なります。
この記事での「Webライター」の定義は「Web上に載せる文章を作成する人」という意味で使っていきます。
Webライター:Web上に載せる文章を作成する人
情報を集める最初の1歩は書籍がおすすめ
Webライターをやりたい、と考えたときに1番最初におすすめしたいのはこちらです。
書籍で情報を集める
ネット上には多くの情報があるのになぜ書籍なのか?
自分に合った情報の取捨選択が難しい場合があるからです。
ネット上にはとにかく情報が多く、正しいものや誤ったものが混在しています。
また、知識があまりない状態では自分に合った情報かどうかの判断もつけるのが難しいですよね。
出版社が出版している書籍の情報は、著者がわかりやすく、Webライターの仕事について体系立ててまとめてくれている優れた内容であることがほとんどです。
また、出版社には編集者や校正者がいて、情報の正確性や信頼性をチェックしているため、ネット上の情報よりも信頼性が高いといえます。
本屋さんやネットストアで購入できる書籍は、数千円以内で買える本がほとんどです。
ネット上で情報を集める前に、書籍を何冊が読むことでWebライターの仕事のイメージをつかみましょう。
Webライターに必要な道具はPCかスマホだけ?
Webライターに必要な道具はそれほど多くありません。
- パソコン
- タブレット端末
- スマートフォン
極端にいえば、このうちの1つを持っていたら仕事が可能です。
仕事が増えてきたらそろえた方がいいものには次のようなものがあります。
- モニター
- キーボード
- マウス
印刷して書いた記事を校正するためや考えを手書きでまとめるために文房具も揃えたくなります。
- プリンター
- ノート
- コピー用紙
- バインダー
- ペン
などもあると便利です。
仕事で使うソフトやアプリには、次のようなものがあります。
- チャットワーク
- スラック
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Word
- Excel
- WordPress
クライアントによって異なるので、使う時に覚えていけばいいと思います。
仕事をはじめる
仕事をはじめる方法と受注した記事を書く方法
Webライターの仕事をする前に知っておきたいことには、大きく分けて次の2点があります。
- 仕事を得る方法
- Web記事の書き方
ここでは、仕事を得る方法を取り上げていきます。
Web記事の作成方法についても学ぶことがたくさんありますが、まず、最初の仕事を得ることが難しいと感じました。
受注するのに便利なクラウドソーシングサイトを利用しよう
仕事の応募方法には主に次のような方法があります。
- クラウドソーシングサイト
- 求人サイト
- 直接依頼(ネット経由、リアル経由)
- 会社専属のライターに応募
この中で、はじめてWebライターの仕事を受けようと考える人にとってハードルが低いのは、クラウドソーシングサイトだと考えています。
クラウドソーシングサイトは、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を受注したいWebライターの仲介をしてくれるサービスです。
仕事の探し方、プロフィールの書き方、仕事完了までの手続きのサポートなどが手厚く、安心して仕事を探すことができます。
クラウドソーシングサイトについて(内部リンク)
2-3.クラウドソーシングサイト ランサーズでの仕事探し
- タスク
- プロジェクト(提案)
ランサーズでは、タスクやプロジェクトからWebライターの仕事を得ることが多いです。
タスクは、単価が安く、誰でも簡単にできる作業です。応募数に残りがあれば取り組むことができます。
プロジェクトは、記事の執筆を請け負うために、自分から提案文を送り、クライアントに選ばれた人が仕事を受注します。
ランサーズで仕事をはじめたときのこと
筆者が、Webライターの仕事として最初にうけたのはタスク案件です。
31円の収入になりました。
アンケート3件 1件5円
好きな本の書評作成 500文字以上 16円 1文字0.03円
次に、最初のプロジェクトで受けた仕事は、1万2千字の電子書籍のリライト作業2,000円でした。
文字単価は0.16円です。
元々ある文章を整える、正しい知識に訂正するといった内容でした。
ゼロから執筆したわけではないけれど、時間がかかりました。
最初の案件で一生懸命やっていただいた2,000円は嬉しかったのを覚えていますが、その後、文字単価1円以下の仕事を初心者に受注させるあまり良くない条件の仕事がたくさんあることを知りました。
クラウドソーシングサイトでのタスク案件は単価が非常に安く、プロジェクト案件でも1円以下の仕事は多いです。
本当に最初、何もわからないときに仕事を学ばせてもらう意識で受注することはいい経験になったと思います。
ですが、Webライターをお仕事にしていきたいのなら、早いうちに文字単価1円以上の仕事を受注することを意識するのが大切だな、と思いました。
ランサーズはスカウトやパッケージ出品も可能
また、ランサーズでは、クライアントの方から仕事の依頼をしてくれる「スカウト」の機能もあります。
「パッケージ出品」といって、自分から「こんな記事の執筆ができます」という商品として出品したものをクライアントに購入してもらう方法もあります。
仕事の案件が増えてきたら、仕事を絞ったり、価格交渉を行うことで自分の理想的な働き方を構築することができます。
自分の働き方の理想を考えてみましょう。
記事を執筆して納品する
クラウドソーシングサイトを利用して、記事を執筆する仕事を受注できたら、仕事をして作成した記事を期日までに納品する流れになります。
記事の執筆方法は、クライアントの指示に従って作成します。
受注した仕事に取り組み、納品する
Webライターには、いくつかの文章を書く時のルールがあります。
もちろん、例外はありますが共通認識とされていることを知っておくことは大切です。
例えば、一般的にこのようなルールがあります。
- クライアントのレギュレーション(書き方のルール)に従う
- ですます調が基本
- あえてひらがなで書くことがある
- 口語表現を使わない
どのクライアントにも同じルールがあるわけではないので、クライアントのレギュレーションに合わせた記事の執筆が一番大切だと感じています。
また、執筆する記事は、読者が読むことを考えて作成することが求められます。
わかりやすく、読みやすく、読む人の立場で書く。
難しいことですが、忘れずに意識しておきたいポイントです。
心がけておきたいこと
Webライターは、ほとんどのお仕事がネット上で完結します。
だからこそ、社会的ルールを意識することが大切だと感じています。
Webライターを続けていくなら次の点は厳守する必要があります。
- 連絡がとれる
- 納期を守る
- 万一守れそうにない場合、早めに連絡する
クライアントは、文章が完璧でなくても修正などの対応ができますが、Webライターと連絡がとれなくなることが一番困ることだといいます。
ネット上で完結する仕事だからこそ、連絡が取りやすく、返信が早いことはWebライターとして評価されるポイントになります。
顔が見えない相手とのやり取りであることを忘れず、こまめなコミュニケーションをとりたいですね。
まとめ
Webライターは、続けていくと幅が広がるお仕事です。
記事を書くだけでなく、ディレクター職としてライターをまとめる人になったり、シナリオライターや得意分野に特化したライターになる人もいます。
ブログを書くことにも役に立ちます。
その先の選択肢が多いのがWebライターのよさであり、面白さです。
副業を何かしたいけど、何をすればいいか分からないひとはWebライターからはじめてみませんか。