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マウスで手が痛い人に必要なのはプロリン。正しい姿勢と栄養で副業を楽にしよう

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「パソコン腱鞘炎」

「マウス症候群」

近年、このような症状の人が増えているといいます。

あなたはパソコン作業をしていて、ヒジや手の関節、指などに痛みを感じたことはありませんか?

腕や関節に痛みを感じる人には、コラーゲンをつくるアミノ酸、プロリンを摂取することをおすすめします。

プロリンは、関節の痛みを改善する効果に加え、脂肪燃焼や美肌を保つ効果も期待でき、デスクワークでパソコン作業を長時間行う人に積極的に摂ってもらいたいアミノ酸です。

もちろん、作業中の姿勢やストレッチなど日頃の習慣を見直すことも大切ですが、アミノ酸を意識して摂取することで楽に作業ができるよう工夫してみましょう。

目次

プロリンは天然の保湿因子で美肌や健康を保つ

プロリンとは

プロリンは、コラーゲンに多く含まれるアミノ酸の名称です。

体内で作ることができ、食品から摂らなくてもよい「非必須アミノ酸」という種類に分類されます。

人間のたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうちのひとつです。特に、人体の中でもコラーゲンが多く含まれる関節や骨、皮膚に欠かせない栄養素です。

プロリンが体内で作られたり、食品から摂取したりすると、プロリンがコラーゲン生成に使われます。コラーゲンの中に含まれるプロリンはコラーゲンの構造を安定的にし、支える働きがあります。また、プロリン自体がコラーゲンの合成を促したり、肌の細胞の代謝を活発にするという働きがあるといいます。

肌のコラーゲンは、ハリや潤いを保つ役割があり、みずみずしくて若々しい肌にするために化粧品や健康食品にプロリンが用いられることが多くあります。

プロリンは、体内でグルタミン酸やオルニチンから作ることができます。

そして作られたプロリンは、コラーゲンを作る材料となります。

プロリンは2021年ノーベル化学賞の主役

「プロリンは化学者にとって夢のようなツール。金属や酵素に比べれば、非常にシンプルで安価、そして環境に優しい分子である」

プロリンは、食品として重要なだけでなく、化学の実験においてもとても重要な物質であることが証明されています。

「分子を作るための新しいツール=有機触媒反応の開発」でプロリンを触媒とし「不斉アルドール反応」を開発したドイツの化学者であるベンジャミン・リストは、2021年ノーベル化学賞を受賞しました。冒頭の言葉は、リストが語った言葉です。

さまざまな化学反応を起こすための「ツール」としてプロリンは、化学の進歩に大きく貢献しているアミノ酸です。

プロリンの働き

プロリンの主な働き

プロリンには次のような効果があります。

  • 関節痛の改善
  • 脂肪燃焼効果
  • 美肌効果

関節痛の改善

人間の身体の節々にある関節。

この骨と骨の間では、柔軟に動けるように軟骨がクッション機能を果たしています。

軟骨はコラーゲンでできていると言っても過言ではありません。

約50%がコラーゲンで構成されており、軟骨のコラーゲンが不足してしまうと、軟骨の柔軟性が失われてしまうのです。

軟骨が固い状況が続いてしまうと、少しの衝撃や長時間の運動などで軟骨自体が擦り減ってしまいます。

軟骨が減ってしまうと、骨と骨の間のクッションがなくなり、骨同士がぶつかることで痛みが生じます。これが関節痛です。

プロリンは、コラーゲンの合成を促す効果があるため、軟骨の代謝を良くして関節の健康を高める効果があります。

骨や関節の健康が高まると、痛みで動き辛い症状がやわらぎ動きやすくなります。

特に、運動時にプロリンを摂取すると運動による痛みの緩和や予防に繋がるといわれています。

また今、パソコン作業を長時間行う在宅ワーカーや副業などで手首や指を酷使している人が増えています。腱鞘炎(けんしょうえん)も関節の健康が損なわれた状態です。

脂肪燃焼効果

「摂取するだけで脂肪が燃焼する」そんな夢のような効果がプロリンにはあるといいます。

脂肪燃焼効果は、胃などに存在する消化酵素のリパーゼとプロリンが関係しています。

リパーゼには、消化途中で脂肪を分解してエネルギー源として利用しやすくする働きがあり、体内に貯蔵されている脂肪も減らすことができるのです。

プロリンにはリパーゼの働きを活性化させる働きがあるため、間接的に脂肪燃焼効果をサポートしています。

プロリンの摂取タイミングは、運動前後にするとより脂肪が燃えやすくなります。

美肌効果

肌はハリやツヤ、赤ちゃんのようなふっくらと水分を保っている頬など水分が多いほど「若々しく美しい肌」という印象をあたえます。水分量には、皮膚の細胞が含むコラーゲンの量が大きく関係しています。肌の表面にあるコラーゲンは年齢とともに減少する傾向があるのです。

肌の潤いを保つためには、コラーゲンの合成を促したり、コラーゲンの修復作業がスムーズに行われるように食事やケアをする必要があります。

プロリンには、コラーゲンの再生やシミ・シワの予防効果が期待できるといいます。

プロリンと一緒にビタミンCを摂ることで、より効果を発揮するでしょう。

腱鞘炎の原因はパソコンの使いすぎ!?

近年、パソコン作業を長時間することで、キーボードを打つ指やマウスを操作する手首を酷使して腱鞘炎や指関節の痛みを経験する人が増えています。

痛みや腫れを我慢してパソコン作業を続けると、関節が変形したまま固まってしまうこともあるため、早めに対処し適切な治療をすることが大切です。

関節の変形は、固まって元に戻らなくなるまでには年単位の長い時間がかかりますが、変形がゆっくり進行するため放置してしまう人がいます。しかし、変形した骨は二度と戻らなくなってしまい、曲げづらくなったり、身体に力が入りにくくなったりしてしまいます。

痛みがある場合は、とにかく動かさないで休めるように心がけましょう。

サポーターを巻いたり、ハンドクリームなどで保湿しながらマッサージしたりストレッチすると血行がよくなったり、痛みが改善します。

良くならない場合、自己診断をせずに手が専門の医師に見てもらいましょう。

コラーゲンの材料となり、合成を促進するプロリンを摂取することも大事ですが、日々の生活の中で意識すると良いことを紹介します。

正しい姿勢

背筋をしっかり伸ばして座り、ひじに力が入らないように椅子の高さを調整してください。

正しい姿勢で、身体に一部分に強い負荷がかからないように、気をつけることが一番の腱鞘炎予防になります。

手や関節を休める

「納期が迫っていて、作業をやめるわけにはいかない」

長時間のパソコン作業を、痛みがあった場合でもやらなければならない時もありますよね。

でも、痛みがある場合は特にその箇所を休めて動かさないようにすることがとても大切です。炎症を抑えることができます。

どうしても、やらなければいけない作業や家事などを行うときは、こまめに休憩をとり関節を休めるように意識してみてください。

無理をしないのが一番です。

 リストレストで負荷を軽くする

パソコンを使う作業を仕事にしている人や長時間の使用が日常になっている人は、リストレストを使うことをおすすめします。

リストレストを使うことで、手首にかかる負担が軽減されて楽に操作できます。

関節の酷使で炎症が起こるため、できるだけ手や指に優しい環境を作ることが腱鞘炎予防に効果があります。

リストレストは、ネットや文房具屋さん、パソコン売り場などで簡単に手に入ります。

テーピングをしよう

腱鞘炎になってしまったら、テーピングが有効です。

専用のサポーターなども販売されているようです。

動かさないように固定することで、関節を休めることができます。

プロリンなどの内側から摂る栄養素に気を使うと同時に、生活習慣や外側からのケアにも注目し、健康的に副業が続けられる環境を整えてみませんか。

プロリンが含まれる食品

プロリンは、コラーゲンの中に多く含まれているためゼラチンや牛すじなどに多く含まれています。また、大豆や小麦のたんぱく質からもプロリンを摂取することができます。

通常の食生活を送っていれば、プロリンが不足することはあまりないと考えられますが、上記のような関節痛の改善などの効果を期待する場合はより多くのプロリンを摂取したらいいでしょう。サプリメントを利用すれば、食事のカロリーを気にせずに効率よく摂取できますよ。

身近な食品に含まれているプロリンの量は次の通りです。

100gあたりのプロリン含有量

ゼラチン(豚) 13,000mg

プロセスチーズ   2,600mg

大豆    2,000mg

焼き麩   3,800mg

また、プロリンからコラーゲンが合成されるときにビタミンCが必ず必要です。

プロリンを含む食事やサプリメントと一緒にビタミンCを摂ることをおすすめします。

プロリンの取り過ぎは逆効果!?

プロリンは、取り過ぎによる悪影響を及ぼす可能性はないと考えられています。

逆に、プロリンが不足した場合の影響は深刻です。

プロリンが不足すると体内のコラーゲン量が減少してしまい、次のような症状が出ることがあります。

  • ひじや膝の関節痛
  • パソコン腱鞘炎
  • 皮膚の傷の治りが遅くなる
  • 肌にシミ・そばかす、シワができやすくなる
  • 老化がすすむ

どれも、コラーゲンによる身体の柔軟性が失われることで起こります。

コラーゲンは若さを保つのに欠かせないといえますね。

また、見た目の若さだけでなく、パソコン作業や運動など身体の元気にも大きな影響があります。コラーゲンを体内に保つよう、プロリンを意識して摂取しましょう。

ただし、アミノ酸は他の種類のアミノ酸と一緒に身体に吸収される仕組みがあり、1種類のアミノ酸だけを多量に摂っても無駄に排出されてしまいます。

例えば、極端に多くのゼラチンゼリーのみを食べてもほとんど身体に吸収されないのです。

食事やサプリメントからバランスよくアミノ酸を摂取することを心がけましょう。

まとめ

プロリンは、長時間パソコン作業を行う在宅ワーカーの強い味方です。

キーボードで酷使する指、マウスを使う手首、痛みが出てしまったらつらいですよね。

身体に含まれているコラーゲンをプロリンを摂ることで守り、関節のケアをすることができます。

プロリンは、関節だけでなく肌を健康に保ち、脂肪燃焼効果まである優れたアミノ酸です。

ぜひ、生活習慣にサプリメントや食事のプロリンを取り入れていつまでも若々しく行動していきましょう。

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